リスク管理体制
印刷用ページを表示する 2023年7月31日更新
金融の自由化・国際化の進展、デリバティブ取引をはじめとする金融技術の発展に伴い、各金融機関はビジネスチャンスが拡大する一方で、これらに伴うリスクも一層多様化、複雑化してきており、各金融機関におけるリスク管理の重要性は一層高まってきております。
このような環境のなか、当行は経営の健全性維持と収益体質の向上を図るため、リスク管理を経営の最重要課題の一つとして捉え、統合的リスク管理体制の強化に努めております。
各金融機関を取り巻く主なリスクには、信用リスク、市場リスク、流動性リスクおよびオペレーショナル・リスク等があり、当行ではリスク管理に関する方針および規程を制定し、リスク管理を適切に行うための組織および権限を明確化するとともに、リスク管理体制の有効性を検証するため、内部監査部門による「内部監査」、会計監査人による「外部監査」等を実施しております。さらに、これらのリスクを統合した銀行全体のリスク管理運営については、統合的リスク管理部門としてリスク統括部内にリスク管理課を設置し、リスク管理体制を整えております。
また今後、この統合的リスク管理をリスクアペタイト・フレームワークへあてはめることで「収益・リスク・資本」の一体的な管理を行い、リスク管理の枠組みから経営管理の枠組みへ発展させていくこととしています。